みなさまこんにちは。
先日、シマノの「24 ディアルーナ[振出モデル] S96M-T」を買ってしまいました。
そう、テレスコ、つまり振出しのシーバスロッドです。
振出しのルアーロッドを最後に手にしたのは、2017年のボーダレス ショートスペックの260M-Tと180L-Tの2本。
シーバス用の振出しロッドとなると、モアザンブランドが誕生する前のダイワの振出しシーバスロッド以来ですから、おそらく20年ぶりくらいになるでしょうか。
思い返すと、えらい時間が経っています。
「テレスコって、初心者向けのおもちゃっぽいロッドでしょ?」というイメージ、今でも根強いと思います。
でも、実際に買って、何度か釣りにも持ち出してみたところ、この竿は振出しながら侮れない実力を持った本格的なシーバスロッドでした。
メインロッドとしても十分活躍してくれる、というのが現時点での率直な感想です。
この記事では、購入の経緯とスペック、並継ぎのディアルーナや、シマノシーバス最上位モデルのエクスセンス インフィニティとの違い、そして実釣で感じたことを、良いところも気になるところも含めてお伝えします。
20年ぶりにテレスコのシーバスロッドを買った理由
私は、シーバスに関してはほぼウェーディングの釣りしかしません。
行く場所もほぼ一か所、大阪湾奥の干潟です。
取り回しを重視しているので、普段使うロッドは8.3ftから9ftまで。
ここ最近は、現行モデルのエクスセンス インフィニティ90MLと90MH、たまにワールドシャウラリミテッド2831R-2と2832RS-2を、シーズンや気分によって使い分けています。
つまり、メインタックルはもう十分揃っているわけです。
それなのに、なぜ今さらテレスコ?と言われると、答えは「携行性」と「機動力」に尽きます。
アジングやメバリングをしているときに、いきなりシーバスのボイルに遭遇することがあります。
そんなときに、ライトゲームのタックルのそばにシーバスロッドを一本忍ばせておけたら、どれだけ心強いか。
仕舞寸法の短い振出しロッドなら、それが現実的にできます。
それに、沖堤や磯にフカセなどに行くとき、ちょっとルアーを投げてみたいシーンもあるでしょう。
せっかく渡船で渡るなら時合じゃなくても何かしら楽しみ尽くしたいということで、エサ釣りメインであってもちょっとルアータックルを持ち込みたいことってありますよね。
電車やバイク、自転車での釣行、家族旅行の合間の釣り、メインロッドがトラブルを起こしたときの予備竿。
テレスコの出番は、考えれば考えるほど多いんですよね。
そんな理由で、振出しのディアルーナに手を出してしまったというわけです。
ディアルーナ[振出モデル]とは?メーカー解説をチェック
まずは、メーカーであるシマノの公式ページの解説を確認しておきます。
クラスを超越する振出ロッド。機動性とハイスペックの両立を実現。
ショアキャスティングロッドとしての高い基本性能に機動性をプラスしたディアルーナ[振出モデル]。[スパイラルX]と[ハイパワーX]のダブルX構造によって高い強度と剛性を保持しつつ、軽さとパワーを両立。ショアキャスティングゲームで求められるキャスト・ルアー操作・ファイト、そのすべてにおいて高いパフォーマンスを発揮。また振出仕様による高い利便性のみならず、2ピースロッドに迫るパワー及びスムーズなベンディングカーブを実現。4アイテムのラインナップは、シーバスを代表にヒラメ、青物、サワラ、回遊魚など多種多様なターゲットを攻略可能。フィールドは、河川、港湾、防波堤、磯場やサーフなど幅広いシーンで活躍。
公式の解説で押さえられているポイントを、私なりに整理するとこんな感じです。
- ブランクスにスパイラルXとハイパワーXのダブルX構造を採用し、高い強度と剛性を保ちつつ、軽さとパワーを両立している
- 3ピース構造で、ショアソルト用のロッドとしては仕舞寸法が短く、持ち運びやすい
- 振出しロッドにありがちな継ぎ目のパワー不足を考慮した設計で、ロッドが曲がったときの負荷が分散しやすい。ティップからバットまで、スムーズなベンディングカーブを描く
- 従来の振出しガイドよりも小口径の、ステンレスフレームSiCリングのシングルフットガイドを採用し、キャストやルアー操作での軽快さとレスポンスを高めている
- リールシートはパーフェクションシートXTで、段差が少なく握りやすい
- 2ピースロッドに迫るパワーを謳い、シーバスだけでなく、ヒラメや青物、サワラなど多彩なターゲットに対応する
さらに、公式でもフカセ釣りの合間のルアーゲームや、足場のいい堤防で荷物が増えがちなときのサブロッドとしての使い方にも触れられています。
「メインロッドとしても十分な機能を備えている」という趣旨の説明もあって、メーカー自身が、単なる入門用のロッドではないというスタンスで作っていることが伝わってきます。
ディアルーナ[振出モデル]のラインナップ
振出しモデルは、全部で4機種です。どれも3ピース構造のスピニングモデルで、長さとパワーで選べるようになっています。
| 品番 | 全長 | 仕舞寸法 | 自重 | ジグ | プラグ | 適合PE | 本体価格(税別) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| S86ML-T | 8'6"(2.59m) | 95cm | 146g | MAX35g | 6〜28g | 0.6〜1.5号 | 32,000円 |
| S96ML-T | 9'6"(2.90m) | 105.2cm | 159g | MAX35g | 6〜28g | 0.6〜1.5号 | 33,000円 |
| S96M-T | 9'6"(2.90m) | 105.2cm | 162g | MAX45g | 7〜38g | 0.8〜2号 | 33,500円 |
| S106M-T | 10'6"(3.20m) | 115.7cm | 179g | MAX45g | 7〜38g | 0.8〜2号 | 36,000円 |
※トップカバー込みの仕舞寸法は、プラス約1.5cmとのことです。
8.6ftと9.6ftのMLは、ミノーやシンキングペンシル、12〜20g台のバイブレーションなどを中心に、シーバスから近海の多彩なターゲットまでカバーするクラス。
9.6ftと10.6ftのMは、より大きめのミノーや重めのバイブレーション、メタルジグまで守備範囲が広がります。
私が選んだのは、S96M-T。
長さは普段使いの8.3〜9ftより少し長めですが、仕舞寸法が105.2cmに収まるのと、ルアーの適合範囲がしっかり確保されていること、また、定番レングスである96のMを持っていないことが決め手でした。
17エクスセンスインフィニティの96MLと96Mは持っていたのですが、数年前に売却してしまったんですよね。
4機種からどう選ぶ?S96M-Tを選んだ視点
ここで、振出しの4機種をどう使い分けるか、公式の解説と私の釣りのスタイルを重ねて、整理しておきます。
S86ML-Tは、いちばん短い8.6ftで、仕舞寸法も95cmと最もコンパクトです。
足場が低く、取り回しを優先したい河川や港湾、狭い場所での釣り、小型ルアーの操作性を重視する釣りに向きます。
S96ML-Tは、同じMLクラスで9.6ft。
操作性と遠投性のバランスを狙ったモデルで、防波堤や磯場、河川、干潟といった幅広い場所で使えます。
S96M-Tは、S96ML-Tと同じ長さでありながら、パワーがMクラスに引き上げられています。
大きめのミノーや重めのバイブレーション、メタルジグまで扱えて、シーバスはもちろん、青物やサワラなどの回遊魚も視野に入ります。
S106M-Tは、10.6ftと最長で、遠投性能に特化したモデル。
足場の高い場所や、飛距離が必要な大規模河川、サーフに向いています。
私の釣りは、湾奥の干潟でのウェーディングが中心です。
都市近郊の激戦区ゆえにシビアな釣りを余儀なくされることも多く、取り回しも大切なので、長さは9.6ftまでで十分。
そのうえで、ルアーの適合範囲と秋シーズンのシーバスを視野に入れたパワーに余裕があるMクラスを選んだ、というのがS96M-Tを選んだ理由です。
振出しの中では、最も汎用性が高い一本ではないでしょうか。
S96M-Tの詳細スペックと、並継ぎのS96Mとの比較
ここからは、もう少し突っ込んでスペックを見てみましょう。
比較対象は、同じ9.6ftのMクラスである、並継ぎ(2ピース)のディアルーナ S96Mです。
| 項目 | S96M-T(振出) | S96M(並継ぎ) |
|---|---|---|
| 全長 | 9'6"(2.90m) | 9'6" |
| 継ぎ方式・継数 | 振出・3本 | 並継ぎ・2本 |
| 仕舞寸法 | 105.2cm(トップカバー込みで約+1.5cm) | 要確認(2ピースの9.6ftなので1.5m弱程度) |
| 自重 | 162g | 139g |
| 先径 | 1.8mm | 要確認 |
| ジグウェイト | MAX45g | MAX45g |
| プラグウェイト | 7〜38g | 7〜38g |
| 適合PEライン | 0.8〜2号 | 0.8〜2号 |
| グリップ | セパレートタイプ | カーボンモノコックグリップ |
| リールシート | パーフェクションシートXT(アップロック) | パーフェクションシートXT |
| カーボン含有率 | 97.4% | 要確認 |
| 本体価格(税別) | 33,500円 | 31,500円(発売時。現行価格は要確認) |
スペック表で見ると、驚くのは「ルアーの適合範囲が、並継ぎのS96Mと同じ」という点です。
ジグウェイトはMAX45g、プラグウェイトは7〜38g、適合PEラインは0.8〜2号。
振出しだからといって、扱えるルアーの重さが一段落ちる、ということはありません。
一方で、自重は並継ぎが139gなのに対して、振出しのS96M-Tは162g。
その差は23gほどです。
振出しは、構造上どうしても重なり合う部分が出るので、この数字は妥当なところでしょう。
しかし実際に握ってみても、長尺のわりには極端に重いという印象はありません。
寧ろカーボンモノコックグリップではないことで、並み継ぎディアルーナよりも重心が手元寄りに感じられ、個人的にバランスは悪くないなと思いました。
そして、仕舞寸法は105.2cm。
並継ぎの9.6ftだと1.5m近くになるので、長さにして40cm以上は短くなります。
バックパックの横に差したり、自転車の荷台に載せたり、車のトランクで他の荷物と並べたりするとき、この差はかなり効きます。
価格は、現行の本体価格で比べると、振出しのほうがやや高めです。
構造が複雑なぶん、これも納得できる範囲かなと思います。
テレスコ=初心者向け、というイメージは本当か?
ルアーマンからは特に、テレスコは初心者向けというイメージを持たれがちですが、少し視野を広げると、この見方は偏っているように思います。
考えてみてください。
磯の上物竿、底物竿、投げ竿、船竿、延べ竿、そして万能竿。
釣りの世界で、あらゆる種類のロッドの多くは、振出しなんです。
つまり、振出しロッドは、日本の釣り具メーカーが長年培ってきた技術の集大成のような存在だと、私は思っています。
とくに、磯竿や投げ竿のような、大きな負荷がかかる竿が、振出しで成立している事実は重いです。
シマノという会社は、そうした振出しロッドの製造技術を、長く磨いてきたメーカーでもあります。
このディアルーナ[振出モデル]は、その積み重ねがフィードバックされた製品だと感じています。
そう考えると、「テレスコだから初心者向け」という見方は、ルアーロッドの世界に限った、ごく限定的な先入観なのかもしれません。
17ボーダレス ショートスペックほど高級ではないけれど
20年ぶりのシーバス用テレスコというだけでなく、2017年に手にしたボーダレス ショートスペックの260M-T、180L-Tと比べると、ディアルーナの位置づけは、はっきりと違います。
ボーダレス ショートスペックは、振出しながら、作りの面でも高級感のあるロッドでした。
それに対して、24ディアルーナ[振出モデル]は、そこまで高級なつくりのロッドではありません。
見た目は質実剛健で、飾り気もほとんどありません。
ただ、基本性能は十分だと感じます。
ブランクスそのものも、組み立ても、海外製ではあるものの、良いものが使われているという印象です。
「安かろう悪かろう」という言葉が似合うロッドではない、というのが手に取っての印象です。
テレスコといえば、継ぎ目にガタがないか、ガイドがずれないか、といった点が気になる方も多いはずです。
この点は、実釣の項で触れます。
実釣記:9.6ftの長尺に、最初は苦労しました
さて、肝心の実釣です。
購入してから、さっそく何度か釣りに持ち出しました。
先ほども書いたとおり、私は普段、8.3〜9ftまでのロッドしか使いません。
そこに、ひさびさの9.6ft。
しかも、普段愛用しているインフィニティやワーシャリミテッドなどに比べると、しなやか寄りの調子です。
最初のうちは、この長さとしなやかさにまったく慣れませんでした。
アワセを入れたつもりなのに、フッキングが甘くなって、何匹かバラしてしまいました。
おそらく、長尺のしなりでアワセの力が逃げて、フックまで十分に伝わっていなかったのだと思います。
「やっぱり、テレスコだからか?」と一瞬疑いましたが、ここは冷静に考えて、原因はロッドというより、私の側にあるなと反省しました。
ひさびさに使う長めの竿としなやかな調子に、体が慣れていなかったんです。
何回か使ううちに、ようやくこの竿の調子に慣れてきました。
アワセの強さと入れるタイミングをつかんでからは、きっちりフッキングが決まって、キャッチに至るようになってきました。
面白いのはファイト時です。
魚が掛かってからは、スムーズな曲がりで、ロッド全体で魚をいなしてくれます。
曲がり込んでも、変に折れ込むような感じはなく、ちゃんと粘ってくれる印象です。
ファイトに集中していると、完全にテレスコであることを忘れているくらいで、それほど自然に釣りができます。
振出しで気になるガイドのズレは?
テレスコで気になるのが、ガイドのズレです。
釣りの最中に、竿を振り出した部分の継ぎ目でガイドの向きがずれてくると、ライントラブルの原因になりますし、何よりストレスです。
ただ、これについては、最初にしっかりとガイドの位置を合わせて固定してやれば、半日の釣りで一度もズレることはありません。
ガイドをしっかりとセットしさえすれば、快適に釣りができることは間違いないです。
このあたりは、振出しだからと過度に警戒する必要はない、というのが私の結論です。
ただし、釣り場で竿を組み立てるときの、最初のひと手間は、省かないほうがいいと思います。
組み立てのひと手間が、快適さを左右する
振出しロッドを気持ちよく使うコツは、釣り場での最初のセッティングを丁寧にやることだと感じます。
ロッドを振り出したら、各ピースがしっかり固定されているかを確かめ、ガイドの向きを一直線に揃えてから、リールをセットする。
そのひと手間をかければ、釣りの最中に気を取られることがなくなります。
この積み重ねが、テレスコの不安を、ほとんど解消してくれました。
仕舞うときも、ティップの破損を防ぐために、トップカバーを忘れずに付けておきたいところです。
公式でも、トップカバーが持ち運び時の不意な破損を防ぐと説明されています。
S96M-Tの長尺は、ダルくない。むしろ飛ぶ
S96M-Tで特に感じたのは、長尺にもかかわらず、ダルさがあまり感じられないということです。
9.6ftもあれば、重く感じたり、振り抜きに力が要ったりしそうなものですが、そうした印象は薄いです。
むしろ、適度なしなやかさのおかげで、軽量なルアーでもウエイトを乗せたキャストがしやすいです。
ブランクスの曲がりを使って、ルアーの重さを竿に乗せて投げられるので、リリースポイントが広く、振り抜きがスムーズです。
結果として、遠投性能は高いと感じました。
干潟のウェーディングでは、遠くのブレイクやカケアガリを狙いたい場面があります。
そんなときに、長さを活かした飛距離が出るのは、素直に心強いです。
インフィニティ90MHとどっちが飛ぶの?と言われると、それは投げるルアー次第です。
その辺はまた別途インプレ記事にまとめたいと思います。
エクスセンス インフィニティと比べて、正直どうか
当然ですが、普段愛用しているエクスセンス インフィニティのMLやMHと比べると、差はあります。
ここは正直に書いておきます。
- 見た目は飾り気がなく、地味です。所有欲を満たすタイプのロッドではありません
- ガイドフレームなどのパーツは、より安価なものが使われていて、重量も重めです
- ハリの強さや、ルアーやボトムの感触を伝える感度は、正直劣っていると言わざるを得ません
こうして並べてみると、エクスセンス インフィニティは別格の存在で、比べる相手が悪いという面もあります。
価格帯も、狙っている性能の方向性も、全く違うロッドですから。
それでも、気軽に釣りを楽しむなら、このくらいで十分と思える内容だと私は感じています。
繊細な感度や極限のシャープさを求める場面では上位機種に譲るとしても、実際に釣りをして、魚を掛けて、取り込むまでの一連の流れは、このロッドで十分に楽しめます。
S96M-Tの使いどころ:携行性と機動力が活きる場面
では、この竿は具体的にどんな場面で活きるのか。
私なりに考えている使い方をまとめます。
ひとつ目は、アジングやメバリングの最中にシーバスボイルに遭遇したときの、ライトゲームのサブタックルとしての使い方です。
仕舞寸法が短いので、ライトゲームのタックルと一緒に持ち歩いても邪魔になりません。
いざというときに、サッとロッドを組み立てて、シーバスに切り替えられます。
ふたつ目は、沖堤や磯です。
ちょっとルアーをやるために、複数のタックルを持ち込みたいシーンでは、コンパクトに収まる振出しは大活躍してくれると思います。
みっつ目は、電車、バイク、自転車での釣行です。
公共交通機関やバイクだと、竿の長さは大きな制約になります。
105cmほどに収まるのは、その制約を大きく緩めてくれます。
よっつ目は、家族旅行の合間の釣りです。
旅先で、ほんの少しだけ釣りをしたい、という場面にも相性は抜群です。
そして、いつつ目は、メインロッドがトラブルを起こしたときの予備竿です。
そんなことは起きてほしくないですが、備えがあるに越したことはありません。
以下記事に書いたように、釣り場に着いたらトラブルで竿が使えなかったってことも過去にはありました。
そんな時、コンパクトに収納できるこの竿をいつも車に積んでおけば、安心感が違います。
こうして挙げていくと、テレスコの活きるシーンは多々あるなと、改めて実感します。
「なんだディアルーナかよ、しかもテレスコかよ」と言われても
上級者の人たちからすると、「なんだ、ディアルーナかよ。しかもテレスコかよ」と言われそうだなあ、という自覚はありますw。
しかし、厳格な品質管理のもと、海外の大量生産でコストを抑え、販売競争の最激戦区に投入される中級者向けのボリュームゾーンのロッド、実はこのタイプが、一番コスパが良いロッドであることは、多くの人が体感していることではないでしょうか。
各メーカーが力を入れて開発し、数多く売れるからこそ、技術と品質が磨かれる。
このクラスは数を売って稼ぐゾーンだからこそ、メーカーは失敗作を作るわけにいかず、冒険ンはしないけど手堅くコスパに優れた良品を出してきます。
車に例えるとBMWの3シリーズみたいなもんです。屋台骨故に失敗が許されないのです。
まあ、2026年に発表された次期3シリーズに関しては、デザインチーム全員が発狂したのか?と思うくらいブサイクな駄作になってしまいましたが。
まあそういうメーカーの威信が掛かったハズレのない中級クラスに、シマノが長年培ってきた振出しロッドの技術が重なっているのが、今回のディアルーナ[振出モデル]だと私は思っています。
肩肘張らずに、気軽に楽しむための一本としては、とても良い選択肢だと思います。
まとめ:振出しながら侮れない実力のシーバスロッド
今回は、20年ぶりに買ったテレスコのシーバスロッド、24ディアルーナ[振出モデル] S96M-Tについて、購入記と実釣記をお届けしました。
最後に、ポイントをまとめておきます。
- 仕舞寸法は105.2cmと短く、携行性は抜群。機動力を活かした釣りができる
- ルアーの適合範囲は、並継ぎのS96Mと同じ。ジグMAX45g、プラグ7〜38g、PE0.8〜2号
- 自重は162gと、並継ぎよりやや重いが、長尺にもかかわらずダルさは少ない
- 適度なしなやかさで、軽量ルアーでもウエイトを乗せやすく、遠投性能は高い
- ファイト時もスムーズに曲がり、粘ってくれる。テレスコであることを忘れるほど
- 最初にガイドをしっかり固定すれば、半日の釣りでもズレなかった
- エクスセンス インフィニティと比べると、もちろん見た目、パーツ、重量、ハリや感度は明らかに劣るが、気軽な釣りなら十分
- ライトゲームのサブタックル、沖堤・磯、電車・バイク・自転車釣行、旅行、予備竿など、活躍の場は多い
インプレとして書きたいことはまだたくさんありますが、そちらは、もう少し使い込んでから「続・スモールフィッシング」のほうで記事にするつもりです。
それでも、総じて良い買い物をしたと感じています。
気になる方は、ぜひ一度、手に取ってみてください。
ということで、今回のお話はおしまい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は、姉妹サイト「 続・スモールフィッシング」に記しています。
よろしければこちらのサイトもご覧になってみてください。
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