不動の定番人気ローファー、Jalan Sriwijaya (ジャランスリワヤ) 98998 コインローファー Garuda(ガルーダ)を買ってみました!

2025年9月27日土曜日

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みなさまこんにちは。

先日、以下の通りBerwickのコインローファーのインプレを書いたばかりですが、やはりローファーでもグッドイヤー製法の靴はいいですね!

私はコンサル職なので外回りで歩き回ったりするようなことはありません。

しかし、近年出張移動で歩く機会が多いこともあり、若いころは靴選びは見た目やデザイン性をメインにしていた私も、最近はどうしても足の健康だとか歩行性、耐久性などを気にするようになって、もうグッドイヤー製法以外の靴には全く魅力を感じなくなってきてしまいました。

同製法の靴であっても、フィット感や疲労の少なさ、歩行性の高さでいえば、やはり紐靴がベストなのですが、そうはわかっていても、ビジネスやカジュアルでの使いまわしとラクチンさ、抜け感、夏場の暑さなどを考えると、やっぱりローファーやスリッポンがなにかと便利ですよね。

ということで、上記の4545、かなりのヘビロテしてしまい、このままだと早く履きつぶしてしまいそうなので、替えになるシューズとして、これまた低価格高コスパで有名な Jalan Sriwijaya (ジャランスリワヤ) の名品ローファー、98998ガルーダを購入してしまいました。

ジャランスリワヤの名品98998ガルーダ。今回はこの靴の購入記です。

今回はこのローファーの購入記です。 

Jalan Sriwijaya (ジャランスリワヤ)とは?

インドネシア発ながら英国靴に匹敵する品質と良心的な価格で知られるジャランスリワヤは、同国のFortuna Shoes(フォルツーナ社)が展開する靴ブランド。

1919年、オランダ植民地時代に創業され、当時は外国人軍人向けのミリタリーブーツなどを製造していましたが、第二次世界大戦以降、インドネシア独立を経て、国内向けの子供靴やサンダルなども手掛けるようになりました。

その後1990年代に入り、当時の社長テデ・チャンドラ氏と生産管理者ルディ・スパーマン氏が英国の靴づくりの聖地、ノーザンプトンへ留学し、ハンドソーンウェルテッド製法を習得、さらにフランスで革の生産技術も学びました。

この修行が、のち、2003年に登場するJaran Sriwayaの品質の礎となっています。

日本市場向けに Jaran Sriwayaブランドが展開開始されたのは2003年。

グッドイヤーウェルト製法をさらにアッパー・中底・ウェルトを手作業で縫い付けるという手作業で仕上げる、現在なら通常10万円以上するような高級靴に使われる製法を3万円台から提供する破格のパフォーマンスで人気を博する同社製品は、ホーウィン社など高級皮革を使用し、英国靴に匹敵する素材感と耐久性を持ちながら、靴の返りが柔らかく履き始めからなじみ安いのが特徴です。 

2025年前半に、日経か何かの新聞記事で同社が紹介されているのをたまたま見かけましたが、インドネシアは世界第5位の履物生産国で、靴のOEM生産拠点としても近年台頭を見せています。

同国は牛革の生産が少ないため、高級レザーなどは欧州などから輸入に依存せざるを得ないという弱みもありますが、このジャランスリワヤの例のように、製造技術を学んで国内にしっかり根付かせ、職人文化を継承してブランド力をつけて成功するって、モノづくりとしてなんだか夢のあるサクセスストーリーですよね。 

98998 ガルーダとは

そんなジャランスリワヤのマスターピースといえるのが、インドネシアの国章でもある霊鳥の名を冠したペニーローファーである98998 ガルーダ。

アッパーにはカーフレザーを中心に、スウェードやグレインレザーなどバリエーション展開も豊富なモデルですが、シンプルでクラシカルでありながらモダンで洗練されたデザインで、ビジネス用途にもカジュアル用途にもしっくりくるバランス感も魅力の一足。

エドワードグリーンやクロケット&ジョーンズと比較してもそん色ないという人も居ますね。

オリジナルはレザーソールですが、限定生産としてダイナイトソールのものやハーフラバーのモデルもバリエーションとして出しているようです。

 旧モデルは98589というモデルコードでしたが、2020年代に現在の98998に変更されました。

旧モデル時代から継続して採用するラストは18045というローファー専用のラスト。

 ヒールカップをコンパクトにしたもので、かかと部分のボリュームが小さい日本人の足型には非常に適したラストです。

購入ファーストインプレッション

さて今回は、この98998ガルーダ、あえてオリジナルのレザーソールタイプではなく、なかなか入手困難気味なダイナイトソール版を購入してみました。

もちろん購入前に何度も試着し、サイズ選びは非常に慎重に行いましたが、最終的にタイトな6.5サイズを選びました。 

グッドイヤー製法の靴は、本当のサイズ感やフィット感、歩行性がわかるのは、少なくとも30~50回程度履きならしてから後の話。

なので、購入直後のレビューなどは全くあてにならないのですが、あえて書いてみようと思います。

まず、購入直後の革の状態に関しては、予想以上にしなやか。

まあ、そうは言いつつ硬くしっかりしたコンストラクションの靴なのですが、バーウィックなどのカーフレザーに比べると、相対的には明らかに革のしなやかさが際立ちますね。

これは馴染んだ後の履き心地が期待できそうです。

縫製も作り自体も非常に丁寧で、個人的に不満に思うところは全くありませんでした。

端の処理などは粗さが目立つこともあるバーウィックよりもさらに丁寧で良いかなと感じます。 

一方、ソールの返りはかなり悪いw

店員さんから、オリジナルのレザーの方がソールの返りや足なじみは確実に良いので、雨とかを気にされるならレザーにハーフラバーを施すのがおススメだといわれていましたが、その通りダイナイトはやはり最初かなり硬いです。

で、ローファーなので、サイズはタイトにしていても、ソールの屈曲がついてこないから、かかと部分が靴擦れを起こしすぎて、絆創膏なしには痛くてとても履けませんw

しかし、それは最近Berwickでも経験済み。

購入直後の今は履くと空気が抜ける音がするくらいキツくて、靴ベラなしにはとても履けないですが、グッドイヤーの靴は育てるまで最低1か月程度はかかるため、しばらくの間は苦しい修業期間だと思って履かねばなりません。 

なお、購入直後の時点でも、このガルーダのラストはE幅相当あるため、足全体のフィット感は非常にナチュラルで、育てた後のフィット感の良さを予感させてくれますね。

甲も薄めに仕上げられており、締め付け感は十分。

履きならして革が伸びても、フィット感が損なわれることはないでしょう。 

幅やかかとのボリューム感も日本人の足型向けだと感じましたが、このタイト目な甲の高さも、一般的な日本人の足には非常に向いていると感じました。 

今後、履きならして育てていくのが非常に楽しみです。 

Jalan Sriwijaya 98998 Garuda 購入記まとめ 

さて今回はハイコスパで有名なインドネシア製本格革靴、ジャランスリワヤのガルーダについてのお買い物日記をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?

まだ購入後数回履いた程度、この靴のインプレを書くにはまだ適切な時期ではありませんので、しっかり履きならした後で改めてレビュー記事を書きたいと思いますが、今のところ感触は非常に良好で、慣らし後の仕上がりが非常に楽しみな靴です。

なるほどこれは人気が出る理由もなんとなくわかりますね。 

ちなみに合わせているパンツは以下記事のジャブスアルキヴィオA3802です。

お手頃な値段で本格的なつくりの革靴をビジネスでもカジュアルでも楽しみたい人や、グッドイヤーの靴を時間をかけて自分の足に合わせて育てたい人、一足を長く愛用したい人には非常におススメの一足。

気になる方はぜひ一度試してみてください。

ということで、今回のお話はおしまい。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は、姉妹サイト「続・スモールフィッシング」に記しています。

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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