みなさまこんにちは。
釣具はシマノ派、クルマはBMW派のワタクシ、釣具もクルマもメンテナンスはメーカーあるいは正規ディーラーのみで、カスタムパーツもメーカー純正品以外ほぼ使わない主義ですが、ここ数年、リールに関しては以下のサードパーティ製激安スプールを予備として使っていました。
Amazonを中心にして販売しているHEIGHTENという中華メーカーのものです。
まあ、あくまで予備なので、メインスプールに比べると圧倒的に使用頻度は低いのですが、いざ使ってみると、純正品の半額以下なのに、加工精度は悪くないし、ドラグの効きも必要十分。
シマノ純正スプール同様、使用後に水をぶっかけて特にお手入れしてなくても部品の劣化などみられず長持ちするし、例えばライトゲーム用のC2000サイズでは、メバリング中に想定外の大型チヌやシーバスが掛かっても実際安心してやり取りすることができたし、性能面をみるとおよそ不満なし。
なにせ純正の余裕で半額以下です。
値段を考えたらお高い夢屋スプールをそろえなくても、コレで十分なんじゃない?というくらい満足度が高いアイテムでした。
今回は独自の改良を施してリニューアルされた!
そんなHEIGHTEN、結構売れているのか、新製品を速いサイクルで結構リリースしてきますね。
先日も以下記事で、待望の4000~C5000番対応スプールが出たとご紹介したばかりですが、その後気が付いたらいつの間にか、2500、C3000、3000番対応のスプールがモデルチェンジされていました。
スペック的には、シマノでいうところのC3000XGに付属するスプール相当で、糸巻き量はC3000同等、外寸もストローク量も同等です。
S-20互換ということで、18-22ステラ、19-23ヴァンキッシュ、20-24ツインパワーはじめ、シマノの非常に幅広いリールの2500番、C3000番、3000番に装着できるタイプです。
で、重量は37gとまあまあ軽量。
実用ドラグ力はメーカーによると9㎏らしいです。
円安物価高は中国からの輸入品にも当然影響するためか、定価は販売初期のモデルと比べて結構上がってしまいましたが、それでもまだ純正スプールの半額以下の価格です。
そして驚くことに、今回はシマノ純正にもない独自の工夫が。
なんと、エコノマイザーがついて来る!
その一つが、エコノマイザー標準搭載となったこと。
エコノマイザー、昔のリールには大抵ついていたような気がしますが、ここ10年ほどメーカー純正では出てこないですよね。
ステラやヴァンキッシュ、ツインパワー等、個人的にシーバス用にはXGのリールが好きなため、ついついC3000XGを選んで買ってしまうのですが、ほぼPEラインしか使わないためXG付属のC3000ノーマルスプールはちょっと糸巻き量が多すぎ。
PE1号だと400mも巻けてしまうため、毎度リールを買うたびに下巻きがめんどくさいです。
あまり太い、または細い下巻き糸を使用すると、巻き上がりに傾斜がついてしまうため、ワッシャーで巻き上がりを調整したりするのも非常に面倒ですし、スプールエッジピッタリに巻くための調整も面倒です。
しかし、このエコノマイザーを使えば、そんな面倒な下巻きをグッと減らせるため、経済的かつお手軽。
なぜシマノが純正パーツでエコノマイザーをリリースしてくれないのか不思議でならないです。
HEIGHTENも、このエコノマイザーだけ別売り部品にしてくれたらいいのに。
まあ、そんな便利なアイテムが付属品としてついて来るようになりました。
スプールエッジにも独自の工夫が!
もう一つ大きな特徴は、スプールエッジ。
ご存じの通りシマノ製リールは2000年代後半から「AR-Cスプール」と称して、スプールエッジに傾斜をつけて、外側エッジでラインに接することで整流効果が得られるようなスプールデザインを採用しています。
個人的にシマノリールが気に入っている理由の一つでもある機構ですが、今回のHEIGHTENスプールでは、ここに独自の改良?を施しています。
スプールエッジはAR-Cスプール同様傾斜したものですが、その傾斜の下端と上端のみ、つまり2点でラインと接するデザインとすることで、よりライン放出時の抵抗軽減を狙った機構となっているのです。
このデザインの効果のほどは使ってみなければ分かりませんが、なかなか着目点がイイですよね。
金属加工の上では当然コスト上昇要因になりそうですが、そんな手間のかかる工夫をまさかの中華メーカーがやってきたところに正直驚いています。
そういう次第で、定価は少しお高くなったものの、魅力度はさらにアップしたのではないでしょうか?
侮れないサードパーティ製スプール! コレは買いか!
製品の販売ページを見ると、どうやらドラグにも手を入れてきている様子。
前作も実際使ってみて不満はなかったのですが、今作はコピー製品の枠を超えてオリジナリティまで出してきているところが凄いと思います。
私自身は今年になって、夢屋のLWカスタムスプールを持っているリールに合う各番手分揃えてしまったばかりなので、もう予備スプールは要らないかなと思っていますが、正直今回のこのスプールはちょっと試しに買って使ってみたいなと思える内容。
実際買ってみたら、またインプレ記事を書いてみたいと思います。
ということで、オリジナルには無い独自の機構を搭載し、これまたオリジナルには無いカラーラインナップを持つなかなか魅力的なサードパーティ製互換スプール、気になる方は、是非一度試してみてください。
前作を複数個使用してきた経験から、きっと満足いく製品だと想像しています。
ということで、今回のお話はおしまい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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