今年はイレギュラーに新製品発表?!2025年、シマノ エクスセンス ジェノス がついにモデルチェンジ!

2025年6月3日火曜日

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 みなさまこんにちは。

結構気になる方も多い、シマノ新製品発表、通常1月と7月にそれぞれ、SS(Spring&Summer)シーズンと、AW(Autumn&Winter)シーズンの新製品がドカッとシマノサイトで発表されて、同時にYoutubeなどで動画解禁になるってのがパターンになっていました。

しかし、中には23ディアルーナの例のように、中途半端なタイミングでいきなり「来月発売」みたいな感じで発表される例もままありますね。

そんな感じで新製品発表のタイミングが読み辛くなってきたシマノ釣具ですが、今年2025年6月には、以下記事でも書いていたエクスセンスシリーズの新製品、エクスセンス ジェノスの次期モデルが発表され、モデルチェンジ情報が出てきました。

今回は、その第一報をお届けしたいと思います。

ついに「エクスセンス ジェノス後継機」がリリース!

2018年に登場して以来、いつモデルチェンジされるのだろう?と思っていたら早6年以上経過してしまっていたシマノシーバスロッド、エクスセンス ジェノスシリーズ。

ついに2025年6月に新製品発表され、モデルチェンジ後の内容が公になりましたね。

その次期エクスセンス ジェノスのラインナップは、DarkForceが90と93の2機種、GrandStingerが88と96の2機種、WildContactが90と100の2機種で、合計6機種です。

当然、そのほかのモデルラインナップも、遅れてモデル追加されると思いますが、初回リリースされた機種は意外とL+クラスからMHクラスまで、以下スペック表からも分かる通り、幅広いカバー範囲のラインナップになっているような気がします。

品番 全長(ft.) 全長(m) 継ぎ方式 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径(mm) ルアーウェイト(g) 適合ラインPE(号) グリップタイプ リールシート位置(mm) リールシートタイプ カーボン含有率(%) 本体価格(円) 商品コード
S90L+/F DarkForce90 9'0" 2.74 インロー 2 140.4 122 1.8 4-26 0.4-1 カーボンモノコック 375 UPLOCK 98.6 66,000円 358028
S88ML/RF GrandStinger88 8'8" 2.64 逆並継 2 135.7 128 1.7 6-30 0.5-1.2 カーボンモノコック 375 UPLOCK 98.4 66,000円 358035
S96M/RF GrandStinger96 9'6" 2.9 逆並継 2 148.7 135 1.8 7-40 0.6-1.5 カーボンモノコック 406 UPLOCK 98.7 69,000円 358042
S93ML・MH/F DarkForce93 9'3" 2.82 インロー 2 144.4 147 1.7 6-36 0.6-1.5 カーボンモノコック 406 UPLOCK 99 69,000円 358059
S90MH/R WildContact90 9'0" 2.74 逆並継 2 141.3 132 1.7 8-45 0.8-2 カーボンモノコック 408 UPLOCK 99.9 69,000円 358066
S100MH/R WildContact100 10'0" 3.05 逆並継 2 156.2 149 1.7 10-48 0.8-2 カーボンモノコック 430 UPLOCK 98 71,000円 358073

今回発表された機種は、それぞれDarkForceが嶋田氏、GrandStingerが鈴木氏、WildContactが松岡氏と、3名のエキスパートが監修。

現物の発売は7月以降の予定のため、まだシマノサイトの情報しかありませんが、エンドグリップはハイレゾタイプのカーボンモノコックグリップにデザイン変更されたものの、フォアグリップはEVAのようで、インフィニティのようなカーボンシェルグリップ採用とはならなかったですね。

また、今回リリースされた6本に関しては、レングスなどは一部見直されているものもあるものの、基本的に前作を継承したキャラクターのように見受けられます。

今回のジェノスはガイドがフルXガイド化され、3Dチタントップガイド、3Dチタンガイド、エアロチタンガイドを組み合わせたものとなり、軽量化を実現しているようですが、ロッド全体の重量としては前作からそこまで大きく変わっていない印象を受けます。

エクスセンスジェノス 2025年6月モデルチェンジ情報を受けての感想

22エクスセンスインフィニティが、17エクスセンスインフィニティに比べてそこまで軽量化しなかったのと同様、今回のジェノスは前作と比べてそこまで軽量化はされていないよう見受けられました。

ダイワがモアザン ブランジーノEX AGS、特に87LMLで驚異的な軽量化を果たしたので、シマノも軽量化路線を行くか?と思いきや、そうでもなかったみたいですね。

しかし、22エクスセンスインフィニティでは、そのインプレでも書いた通り、軽量化はそこそこでも、前のモデルよりも肉厚感や芯の強さを感じさせる、より頑丈なロッドになった印象があったため、今回のジェノスのモデルチェンジ版も、ロッドとしての強さを優先した作りになっているのかも知れません。

またもう一つ気になったのは、シリーズのアイコニックなモデルだと思っていたRespect the Sanctuary後継機が出なかったこと。

これは意外でしたが、その役目をズームやインフィニティに引きついだということの表れなのかもしれません。

個人的にはAR-Cの系譜である泉氏監修のTechnical Pathfinder後継が発表されなかったことも若干寂しくは感じますが、これは泉氏退任?の影響なのか、まだ発表されていないだけで将来追加モデルとして出るのか、気になるところですね。 

まとめ:今回のエクスセンスジェノスは買いか?

私は年間を通じてシーバスのメインロッドは、春夏はインフィニティ90ML、晩夏から秋がインフィニティ90MH、冬から早春はメバルロッドのソアレエクスチューンのロングレングスモデルをメインで使用し、補助的にワールドシャウラの2831、2832、2750と、モアザンブランジーノEX AGSの87LMLを使っているという感じですが、正直な感想として、今のこれらのロッドの組み合わせで年間通じて大抵の釣りは不足なくこなせるため、今回のジェノスは正直購入する必要性は感じないかな?と感じました。

まだ初回発表の段階なので、無難で売れ筋のラインナップだけになっているのかも知れませんが、もうひとひねり、シーンやシーズン特化型のロッドがあってもいいかな?というのが正直な感想。

例えば今回は、L+クラスのパワーのロッドとしてDarkForce90が登場していますが、DarkForceのようなパッツン系のロッドではなく、個人的にはワールドシャウラ2750FF-2のような、しなやかでベナンベナンな感じのLクラスのロッドを、バチパターンとかマイクロベイトパターン、厳寒期の釣り用ラインナップとして出して欲しかったんですよね。

まあ、シマノがこれまでのエクスセンスロッドシリーズの販売実績なども評価した上で、マーケティング的に成功しそうなラインナップをそろえて来ているのだと思いますので、上記は単に個人の要望であり感想でしかないのですが、初期のエクスセンスシリーズのように、全方位のユーザーニーズを網羅しようというような意気込みはあまり感じられないかなと思いました。

家電やクルマなどと同様、釣り道具も最先端とか最新商品を追いかけなくとも全然不満を感じないことは釣り人自身がよくわかっていると思いますし、そういう中で新製品を開発して沢山売って商売を成功させるということがいかに難しいかは、メーカー自身がもっと良く分かっていることなのでしょう。

コロナ禍では一時的にブームとなり釣り人口も増えていたように思えますが、その後ニワカ勢は離れていき、釣り場も釣り人口も、そして釣れる魚の数も下降基調の釣り業界、今後どうなっていくんでしょうね~。

ということで、ネガティブな感想ばかり書いてしまいましたが、とにもかくにもジェノスがちゃんと継続されてモデルチェンジされ進化していくのは嬉しい限り。

今後の追加ラインナップにも期待したいところですね。

ということで、今回のお話はおしまい。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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