マイクロベイトパターン炸裂!しかも2度続けて奇跡が起きた!ハイシーズンの西宮、いつもの浜デイウェーディングに行ってみました!

2025年5月19日月曜日

1.釣り 2.釣行記 2025 3.ウェーディング 3.シーバス 3.チニング 4.マイクロベイトパターン 5.エクスセンス インフィニティ 5.ステラ 6.いつもの浜 6.西宮浜

t f B! P L

 みなさまこんにちは。

2025年はついに神明間メバリングは満足のいく釣行ができずじまい、さらにバチパターンのシーバスも今一つタイミングを外してばかりでろくに釣果を得ることができませんでしたが、GW後半以降、いつもの浜のシーバスはどうやら調子が上がってきたみたいです。

2025年のバチパターンの釣りはもう終盤なので諦めてますが、バチがだめでもマイクロベイトパターンの方は、条件が整えばこれから盛り上がる季節。 

今年はまだ見かけていませんが、年中産卵しているカタクチイワシ、その稚魚なんかが湾内に入ってきたらデイでイージーモードで釣れるので、それも楽しみですね。

調子よさげでも危険がいっぱい!

しかし、前回記事でも書いた通り、南風による濁りが入ると、それはアカエイが爆発的に増えるサイン。

やはり水が濁っていると魚類は警戒心が薄れるのか、シーバスが平気で真昼間に浅瀬に入ってくるのと同様、アカエイも汽水域中心に爆発的に増えてくるのです。

今回は干潮で干上がった干潟での釣り。水に濁りが入るとこんな激浅エリアでもシーバス、チヌは摂餌のために浅瀬に入ってきますので、あまり沖に向けてキャストする必要もないです。

水が澄んでるシーズンなら、ウェーディングスタッフさえ持っていればあまり恐れる必要はありませんが、この時期の西宮浜の水色は、水深30㎝で底が見えない位の濁り度合い。

で、厄介なことに、長靴でもはいれるくらいのその程度の水深にでも、平気でアカエイがうろついているのです。

そのため、たとえ浅くてもエイガード着用は必須ですね。

私は以下記事の金属製のインナーエイガードを履いています。

もう一つ、エイとの直接遭遇以外に厄介なのが、特にバイブレーション系などレンジが入るルアーを使った時に、エイがスレ掛かりすること。

ディープウェーディングだとそれほど被害にあうことは少ないですが、一番多いのが、キャストから回収途中にかけ上がり付近でエイをひっかけてしまうことです。 

前回釣行でも、スプール3つ分、ラインを切られてダメにしてしまいましたが、エイが掛かってくる位置が想像以上に近距離なのです。

ひどいのになると、かけあがり手前までルアーが来たので高速回収して、ピックアップ寸前、目の前5mくらいのところで引っ掛かってきたエイもいました。

で、サイズがでかいのでシーバスロッドではなかなかファーストランを止められず、かけあがりにあるゴロタ岩なんかにラインやリーダーが触れちゃうと一発で切れちゃうという塩梅です。

障害物のない砂浜でのファイトなら0.6号クラスでも十分耐えられますが、岩があると即アウトですね。

エイとの格闘、PE0.6号でも傷さえなければ十分戦えるのですが、こんな岩があったら一発アウト。ラインにテンションが掛かった状態で少しでも触れると即ラインブレイクしてしまいます。

5/17 今回はタックル強化でデイゲームに!

ということで、前回アカエイを掛けまくってひどい目にあったので、今回は怖がらずウェーディングできるようインナーエイガード+以下の磁気エイガードに、ウェーディングスタッフという完全防御態勢で臨みます。

で、スプールには1号のGOSEN ROOTS PEX8を巻いたC3000XGのステラ、これはもちろんデイゲームでのパワーファイトとバイブレーション高速巻きに対応できるようチョイスしたものです。

予備のスプールは1号PE+20LBリーダーのものが2個、念のため風が強かった時やナイトゲーム突入時のため0.8号PE+20LBリーダーのものも2個の合計4個用意しました。

ただ、ロッドはこの時期、あまりパワーやハリのあるロッドでは軽量ルアーが投げつらくて疲れてしまうのと、魚のバイトをはじきやすいのでほどほどにして、エクスセンスインフィニティの90MLです。

持ってきたルアーはマイクロベイトパターンを想定した小型バイブレーションと小型シンキングミノー、一応ナイトゲームでバチ、マイクロ混成になったときに備えたナイトゲーム用BOXも持ってきました。

帰宅後に洗浄中の当日使用ルアーたち。

今回はこんな感じで、春の釣りから初夏の釣りに衣替えする感じで、タックルを強化してみました。

到着早々いきなりヒット、チヌキビレは無限に釣れる?

到着したのは干潮間際。

まずは前回ウェーディング中にルアーケースからポロリしてロストしてしまったルアーを捜索します。

捜索すること15分、どういうわけか海底にめり込んでいるのを、奇跡的に見つけました!

前回なくしたルアーが奇跡的に見つかった!

ほぼ新品のレビンミニ。結構頼りにしているルアーなので、見つかってよかった!

とりあえず付近に落としたルアーはなさそうなので、いったん釣りを始めることにします。

いきなりウェーディングはせず、様子見で浅瀬に立って近距離を軽くIP-10で探索開始。

するといきなり何かがヒット。

重量感ありますが竿をたたいて奥へ潜っていく引きはシーバスではないですなと思っていたら、予想通りマチヌでした。

最初のマチヌは結構いいサイズでした。

 その後も中小型中心に連発。めんどくさくて途中から写真も撮っていません。

今日はキビレよりマチヌが多かったですね。

たまたま昼間まで強い雨が降っており、釣り始めたタイミングが良かったというのもあるのでしょうが、干潮でこれだけ浅瀬でヒットが連発するってことは、やはり南風による濁りのせいで魚はかなり岸近くに接岸していますね。 

エイも何度かヒットしましたが、タックルが強めでフックが細いので、強引にやり取りすると運よくすべて途中でルアーが取れてくれました。

最近毎回見かけるヒイラギの幼魚もルアーに引っかかってきます。

この魚、どちらかというと底性の魚ですが、そこまですばしこくないので、腹をすかせたシーバスやチヌからすると格好の獲物ではないかと思います。

まだこの時期小さいハクなどよりもおいしそうですし、銀ピカで目立ちますもんね。

チヌキビレは釣り飽きたのでシーバスが釣りたい

干潮から上げ初めまで、バラシも含めて10匹くらいはチヌキビレを釣ったでしょうか。

チヌやキビレは私個人的には、ウェーディングの時は外道扱い。

オカッパリで釣ったらぐんぐん突っ込む引きが面白いですが、ウェーディングで見せてくれるシーバスの派手な暴れ方に比べると個人的には地味だなぁと思えるので、近年シーバス釣りよりチヌキビレ狙いの方が流行ってるような気もしますが、あまり専門的に狙おうという気がしないんですよね。 

写真中央部分にモワンとした波紋が見えるでしょうか?これ、たいていはボラなのですが、たまにシーバスが水中でエサ食ってる場合もあります。ちなみに付近の水深は40~50㎝程度。

ということで、今日はどうにもチヌの活性が高めでメタルバイブにすぐ食らいついてくるので、シーバスを釣るべくミノーにルアーチェンジ。

マイクロベイトシーズンのお気に入り、ロンジンのミズキとウォーターランドのジャークソニック、ラパラのCDE55をローテーションしてシーバスを狙います。

しかしこれでもチヌが釣れてしまう。

一通りシーバスがうろつきそうなところを撃ったので、次はレンジの入らなさそうなバイブにしようと、アイアンマービー40をチョイス。

すると、ようやくシーバスがヒット!

サイズはイマイチでしたが、やっぱり居てましたね~!

アイアンマービー40、非常に小さくて軽いため、PE1号リーダー25LBでは鉄板といえどもそこまで飛距離は出ないのですが、こういう太目セッティングで使用すると、ゆっくり目に巻いてもラインの水抵抗で表層付近をイイ感じにトレースできるのです。 

小さ目シーバスでしたが、さんざん何度もIP-10やミノーを通した場所でのヒットなので、やはりちょっとしたアプローチの違いで釣れたのかもしれませんね。

2連続で奇跡が起きた!

この魚をリリースした後、潮位が上がってきつつあったので、前回釣行でウェーディング中にルアーをぶちまけてしまった場所付近で再度行方不明者を捜索することに。

地面を見つめてうろうろすること10分、ありましたありました!

お次はレビンミニの別カラー。

最初に見つけたものとは結構離れた場所にあったので、引き潮で沖に流されてたのかもしれません。 

もう絶対見つからないと思っていましたが、2連続で奇跡的にロストルアーの救出成功。

今日はツイてます。

その後は、ブログのネタにしようと普段使わないルアー、新しく買ったルアーをいろいろ試し投げしてみましたが、釣れるのはやはりチヌキビレ。

残念ながらマズメ時にシーバスはばらしてしまい追加することができず、休憩後場所移動してそのままナイトゲームに突入することにしました。 

ナイトでは一投目からシーバス

場所移動した先では、先ほど地面に埋まっていたレビンミニのチャートキャンディをつけて釣り再開。

結構南寄りの風が強く波立っていたので、バチ系ルアーよりこういう動きの大きいルアーの方がいいだろうと考えてのチョイスですが、結構この時期アタリルアーになることも多いんですよね。

で、強風下でもよく飛ぶ。

と思っていたら、泳ぎ出し10秒もしないうちに早速アタリが。

えらく引きが軽いなと思っていたら、ハーモニカ食いでデスロック状態になった小さ目シーバスが上がってきましたw

 フックが複雑な掛かり方をして、さらにタモ入れしちゃったもんで、網にもフックが絡んで、水につけて体力を奪わないようにしながら丁寧にハリ外ししていると、えらく時間がかかってしまいました。

もしかしたらそのタイミングがシーバスの地合いだったのか、この魚をリリースした後はボラの猛攻にあって、腕がパンパンに。

ボラがあれだけ食ってくるってことは、沖の方ではクルバチでも沸いてきていたのかもしれませんね。

粘ればまだまだチャンスはありそうでしたが、今日はもう十分すぎるくらい釣りをしたということで、21時過ぎには切り上げて帰ることにしました。

今回の釣りを振り返る

今回は、前回の反省を受けて、アカエイ対策として今年はじめて1号PEラインを使って釣りをしてみました。

今日は南寄りでアゲインストの風が吹いていましたが、ジャークソニック55、CDE55、ミズキ50、アイアンマービー40、ディブル55、IP-10など、小型軽量ルアー中心の釣りでも、1号ラインで十分実用的な飛距離が出せることがわかりました。

 マイクロベイトパターンだと、あまり沖の潮目を狙って遠投とかする必要もないのですが、逆にラインの太さ故に浅いレンジを攻めやすくて、快適に釣りすることができましたね。

何度かアカエイもひっかけましたが、全然余裕でファイトすることができ安心感も大きかったです。

例年、1月から2月のシーバスの引きが弱い時期はPE0.4号で釣りをして、2月末くらいに大きいボラが出現する時期から安全のためPE0.6号に、そして5月に入ってデイゲームをするあたりからミノーも使う都合上0.8号に、水温が上がってさらにシーバスがパワフルになる6、7月以降に1号にして、そしてハイシーズンに向けて9月末から1.2号にするというのが普段のタックルチェンジのサイクルですが、今日試してみた感じでは、1号PEでもちゃんとメンテナンスしていればそれほど飛距離が落ちるわけでもないので、そろそろ全面的に1号に切り替えちゃってもいいかなと感じました。

根掛かりやエイスレでルアーを失う恐怖心もだいぶ薄れますし、いつもの浜のようなシャロー帯ではシンキング系ルアーのレンジ調整が太目PEの方がやりやすいですしね。 

まあ、細糸使用のメリットもあるにはありますが、それも適材適所で、特に今日のように深く浸からず浅瀬を攻めるような釣行では太糸の方がメリットが大きいように思いました。

ということで、なかなか行ける機会は少ないですが、デイゲームやるなら今年は1号+MLロッドの組み合わせでいいかな。

そろそろプラッギングも楽しめる時期になってくると思いますが、今日みたいにイイ感じで曇りの日も少ないでしょうから、暑さ対策も考えないとですね。

今日は何年ぶり?にデイからナイトまで長時間連続釣行してしまいましたが、飽きるほど釣りができて非常に楽しむことができました。

また機会があれば、週末に釣行してみようと思います。

大自然よ、今日もありがとう。

 

<タックルデータ>

ロッド:シマノ エクスセンスインフィニティ S90ML

リール:シマノ ステラC3000XG

ラインその1:ゴーセン ROOTS X8 #1.0

リーダー:DUEL ピンクフロロショックリーダー 20LB

ヒットルアーその1:エバーグリーン アイアンマービー40

ヒットルアーその2:ロンジン レビンミニ

タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は、姉妹サイト「続・スモールフィッシング」に記しています。

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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