みなさまこんにちは。
私は長年、ダイワ製品を愛用していましたが、2000年代以降、順次シマノリールに乗り換えはじめ、今やリールはもちろんロッドもシマノ派。
やはり圧倒的な企業規模からくる製品の安定感、信頼感と、技術力の高さが個人的に好みのツボです。
そんなシマノ釣り具、リールに関しては、昨年、今年と、'22ステラと'23ヴァンキッシュの2大巨頭がリリースされた直後なので、もうしばらく新たに欲しいものは出てこないでしょうが、気になるのはロッド関連。
シマノ製品ももちろん気になりますが、シマノテイストだけでは満足できないシーンもあって、ダイワやヤマガブランクス、リップルフィッシャーなどの製品もちょくちょく購入してしまっている次第なので、シマノ以外にも気になるロッドはいろいろあるんですよね~。
ということで、今回の記事では、個人的に気になるシーバス用タックルの中から、2024年に向けてそろそろモデルチェンジされる可能性が高いと考えられるアイテムについて、予想を書いてみたいと思います。
'24ワールドシャウラリミテッド
まず2024年に登場が濃厚だと考えられるのが、ワールドシャウラリミテッドの追加番手。
個人的にはシーバス用に、絶対に欲しいと考えているがセンターカット2ピースモデルである2831R-2と2832RS-2の2番手です。
例年どおり、今年も7月下旬までの釣りでは2831R-2が、そして8月以降の釣りでは2832RS-2が大活躍してくれています。
これらのロッドがよりシャープさとハリのあるブランクスで、しかもフルコルクグリップで登場するとあっては、想像しただけでもう我慢できないですよね~。
ただし、ワールドシャウラリミテッドはご存じの通り、2023年モデルは発売直後から全然生産が追い付いておらず結構なプレミア価格がついていました。
2831R-2や2832RS-2はシーバス界隈だけでなく、ネイティブトラウト界隈などからも絶大な支持が得られそうなので、今回も争奪戦になることは間違いなさそう。
そうなると、ほっといても売れるロッドを敢えて割引販売するメリットもないことから、実売価格における値引きも渋くなりそうですよね。
個人的には2831を先に出して欲しいと思っていますが、2832と同時リリースになったらどちらを買うべきか悩む人も多いのではないでしょうか。
両方買ったら20万円近い出費になるかもしれませんね~。
どちらか一本を選ぶとしたら非常に悩ましいところですが、個人的にはロッドの用途を考えた時に、よりシャープさが欲しいと感じている「2831R-2」の方を選ぼうと思っています。
2024年に向けて貯金しなきゃですね。
次期エクスセンスジェノス後継
2023AWに出るかなと思っていたけど出なかった、エクスセンスジェノス後継。
以下記事でも書いた通り、シマノのロッドは2021年以降多くの製品の供給が一時実質ストップ状態となり、その後新仕様として、SiCガイドを装着したモデルを増産した経緯があります。
そのコロナ禍でのサプライチェーン問題を機に、シマノの新製品リリースサイクルは近年少しずつズレて長期化している気がしますね。
エクスセンスジェノスシリーズもまさにソレに該当するロッドシリーズで、従来は4年サイクルで新型がリリースされていたところ、既に登場から5年の歳月が経過しています。
ジェノスシリーズは、インフィニティやルナミス、ディアルーナなどとは大きくコンセプトが異なり、メディアプロ陣の嗜好に合わせたかなり個性派のロッド集団。
今でこそダイワのモアザンやアピアの風神なども同じようなプロモーションスタイルをとっていますが、それらよりシーバスブランドとしての歴史こそ浅いものの、ここまで多数のプロを前面に押し出したプロモーションを大々的に行ったのはおそらくエクスセンスシリーズが先駆ではないかと思います。
近年はそのプロたちも高齢化が進み、AR-Cの系譜を担当してきた泉氏も抜け、釣種としてのシーバスの人気も下火とあって、今後同シリーズがどうなるのかな?縮小されたりしないかな?という気もします。
以下の記事でもご紹介しましたが、シマノは'22エクスセンス インフィニティのラインナップを拡充させようと考えているようで、'23AWにも何機種か追加モデルが出たばかり。
そういう様子を見ていると、やはりジェノス後継は縮小傾向に向かうのでは?と心配してしまいますが、やはりシマノのシーバスブランド「エクスセンス」の中核を担うシリーズなので、シマノとしても当然なくせないと思いますし、継続されるでしょうね。
インフィニティで採用された「カーボンシェルグリップ」や、「フルXガイド」といった先進フィーチャーがこのシリーズにも降りてくるかどうかが、興味深い点だと考えます。
個人的には、上記フィーチャーが両方とも採用された上で、登場は2024AWシーズンになると予想しています。
そうなると、必然的に次期ルナミスの登場は2025年秋になりそうですね。
'24ツインパワー
これもかなり登場する可能性が高いと踏んでいます。
ツインパワーは比較的モデルチェンジサイクルが安定してないような気がしますが、シマノのセールス上は比較的重要な位置づけのリールで、発売年のセールスは収支計画でも重要な位置づけを占める、利益率も台数もそこそこ稼げるリールだと思いますので、2024SSに他にセールスの目玉となるような新製品発表でもない限り、順当にいけば発表されると思います。
みなさまよくご存じの通り、シマノの汎用スピニングリールは近年、ステラをトップバッターとして、そこで採用された各種フィーチャーが下位機種に降りてくる形なので、次期ツインパワーがどのようなリールになるかはおおよそ予想がついてしまいますね。
'23ストラディックや、'23カーディフXRでは採用されなかったインフィニティループですが、よほど市場の反発でもない限り、ツインパワークラスには間違いなく採用されてくるでしょう。
ストラディックはルアー以外にも幅広いユーザー層の幅広い釣りジャンルで使用される超汎用機のスタンダードであるが故に、インフィニティループ採用が見送られたと考えています。
また、'23カーディフXRは、登場年次こそ2023ですが、魚種別リール故に登場が遅くなっただけで、基本設計は'18ステラと同世代で、現在の'22ステラや'23ヴァンキッシュと比べると一世代古いリール。
それゆえに、インフィニティループ非採用は当然だと思います。
個人的には、'22ステラの設計世代における派生機種や魚種別リールとして、今後出てくるであろう次期ツインパワーXDや次期エクスセンスXR、次期ソアレXR、次期コンプレックスXR、次期セフィアXRなどにも、インフィンティループをはじめ各種「インフィニティ」の名を冠したフィーチャーは搭載されてくるのではないかと予想しています。
次期ヴァンフォードも含めた、それ以下のクラスのリールがインフィニティループ非搭載になるでしょうね。
話が横道に逸れてしまいましたが、'24ツインパワーは、'22ステラを持っている人にとっては、敢えて購入する必要のない、いわばステラのデグレード版的なリールとなるでしょうから、ステラがバカ売れした今世代に関しては、'22ステラのサブリールとしての需要はそれなりにあるかも知れませんが、あまりセールス面で「大ヒット」は見込めなさそうな気がしますよね。
次期バリスティックTZ/NANO
バリスティックのMLクラスがカタログから消えて早数年。
そろそろ次期モデルの話が出てきてもおかしくない時期だとは思っていますが、もうヤマガブランクスはLやMLのシーバスロッドを作る気を失ってしまったのでしょうか。
現行モデルではおそらく、シーバス用のMLロッドは、以下記事に書いたアーリーフォーモバイルの84MLだけではないかと思います。
もしかしたら、LやMLクラスのシーバスロッドを使いたかったら、代わりにブルカレ85TZ/NANOや93TZ/NANOをどうぞってことかも知れませんね~。
先日88チェインが発売されましたが、ヤマガブランクスももしかしたら魚種別の特化型ロッドシリーズをたくさん作るよりも、シマノのフリースタイルロッド的な、汎用キャスティングロッドシリーズの拡充を目指しているのかもしません。
ということで、おそらくバリスティックTZ/NANOシリーズが消え去ることは無いのでしょうが、2024年にモデルチェンジがあるかどうかは・・・正直予想つきませんですな。
モデルチェンジが気になるシーバスタックル まとめ
さて今回は、2024年にモデルチェンジが予想されるシーバス関連のタックルについてお送りしましたが、いかがでしたでしょうか?
単なる個人の予想記事 で、まだ全然確定情報はありませんが、予想しづらいバリスティックTZ/NANOを除いてはいずれも2024年中に発表される可能性が高そうですよね。
個人的は、リールに関してはもうステラとヴァンキッシュでお腹いっぱい、必要な番手は全て揃っているので、やはり2024年以降に気になるタックルといえばロッド。
中でも、ワールドシャウラリミテッドの2831は、出たら絶対予約して買おうと思っています。
あと気になるのはジェノス後継。
おそらく名前が変わっちゃうのじゃないかと思っていますが、シーズン前半のバチ・マイクロベイトパターン向けのLクラス、もしくは夏以降に適したMクラスで、9ft以下のショートレングスのモデルが出たら、興味を持ってしまうと思いますね。
ただ、流行りなのかなんなのか、シマノは無駄にロングレングスのロッドばかり使って、ジャスト9ft前後のLクラスやMクラスはなかなか作ってくれないので、今回も期待するようなモデルは出てこないかなぁ~。
ということで、今回のお話はおしまい。
あまり中身のない記事でしたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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